MERS(マーズ)

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中東呼吸器症候群(MERS)について

MERSコロナウイルス(マーズコロナウイルス英:Middle East respiratory syndrome coronavirus,MERS-CoV)は中東呼吸器症候群の病原体であり、SARSコロナウイルスに似たコロナウイルス(ベータ型)で2012年にイギリスロンドンで初めて確認された新種のウイルス性の感染症です。中東という地域名が名前に出ている通り、サウジアラビアやバーレーン、イランなどの中東諸国に行った人が現地で感染し、帰国後に発病しています。近年では、欧米諸国や北アメリカ(エジプト・アルジェリアなど)、アジアではマレーシア、フィリピンで発症者が確認されています。2015年5月には韓国で猛威をふるいました。
2015年5月30日時点では、1,149人感染(韓国12人を含む)、431人死亡しています。

症状

典型的な症状は発熱、咳、息切れです。下痢や吐き気、嘔吐などの消化器症状を示す患者もいます。また、肺炎や腎不全を起こして重篤となる場合もあります。コロナウイルスの一種による感染症で、ラクダを媒介者としつつ、ヒト・ヒト間感染も確認されています。発症する場合は、接触から14日以内に症状が出ると考えられています。
MERSの死亡率は40-50%前後と非常に高い数値です。(2002-2003年に流行したSARSは死亡率9%程度)ウイルスの感染源や感染経路についてはまだ不明な点が多いです。

予防法

MERSの予防法はMERS発生地域では、咳やくしゃみなどの症状がある人との接触を避け、マスクの着用を徹底し、動物(ラクダを含む)との接触を可能な限り避けるようにすることが重要です。唾液、分泌物などを介して感染する可能性があるので、地下鉄、バス、病院など混雑した場所では、マスクを必ず着用しましょう。着用したマスクにはウイルスが付着しているので、表面には触らないよう注意する必要があります。
現時点では中東への必要のない訪問は避けたほうがいいですが、もし、中東へ渡航する場合には、感染予防と、万が一感染した場合の対応のために事前に注意事項を確認しておきましょう。

治療法

治療法は確立していないため、対症療法となります。肺炎に対する抗炎症薬、下痢による脱水に対する補水、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)に対する人工呼吸、敗血症性ショックに対する輸血及び昇圧剤などが中心となり、また、二次感染の防止のために、抗生物質の投与が行われています。

まとめ

MERSは呼吸器と腎臓がやられる病気で重症化すると死ぬ可能性が高いです。主に飛沫感染&濃厚な接触感染で治療法は対症療法のみでワクチンはありません(2015年6月5日現在)。
もし、MERSと疑わしい場合は、日本国内でMERS患者を受け入れできる医療施設、特定感染症指定医療機関・第一種感染症指定医療機関・第二種感染症指定医療機関に行きましょう。

エボラ出血熱とは

エボラ出血熱(エボラしゅっけつねつ Ebola hemorrhagic fever、または エボラウイルス病 Ebola virus disease – EVD)は、フィロウイルス科エボラウイルス属のウイルスを病原体とする急性ウイルス性感染症で出血熱の一つです。「エボラ」の名は発病者の出た地域に流れるエボラ川の名を取って命名されました。ヒトにも感染し、50-80%という死亡率を持つ種類も存在します。人類が発見したウイルスの内で最も危険なウイルスの一つです。

エボラウイルスは大きさが80-800nmの細長いRNAウイルスであり、ひも状、U字型、ぜんまい型など形は決まっておらず多種多様です。体細胞の構成要素であるタンパク質を分解する毒性を発揮します。カナダ保健省のサイトでは体内に数個のエボラウィルスが侵入しただけでも発症するとしていますが、その根拠とする文献では、エボラウイルスの感染法について明確な記述はありません。

エボラ出血熱の感染経路

自然宿主の特定には至ってはいませんが、コウモリが有力とされています。サルからの感染例はあるものの、キャリアではなくヒトと同じ終末宿主です。また、現地ではサルの燻製を食する習慣があるため、これを原因とする噂がある事も報道に見えます。

患者の血液、分泌物、排泄物や唾液などの飛沫が感染源となります。死亡した患者からも感染します。 エボラウイルスの感染力は強いものの基本的に空気感染をせず、感染者の体液や血液に触れなければ感染しないと考えられています。これまでに見られた感染拡大も、死亡した患者の会葬の際や医療器具の不足(注射器や手袋など)により、患者の血液や体液に触れたことによりもたらされたものが多く、空気感染は基本的にありません。患者の隔離に関する措置が十分に行われていれば、感染することはありません。

なお、今日の航空機においては、仮に幾許かの空気感染が起こりうるとしても、飛行中には適切な換気が行われているため、感染者より2列以外は「密接な接触」とならないとされています。

何故防護服を着た医療従事者に感染するのか、原因は解明されていません。しかし、マラリア原虫を媒介するハマダラカが、吸血したての人の新鮮血を媒介しているという学説が浮上している。吸血後、何時間以内に刺咬されたら感染する確率があるのか、研究成果が待たれています。

エボラ出血熱の症状

潜伏期間は通常7日程度です(最短2日、最長3週間以上)。WHOおよびCDCの発表によると、潜伏期間中は感染力はなく発病後に感染力が発現します。発病は突発的で、発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、食欲不振などから、嘔吐、下痢、腹痛などを呈します。進行すると口腔、歯肉、結膜、鼻腔、皮膚、消化管など全身に出血、吐血、下血がみられ、死亡します。致死率は50-90%と非常に高いです。

エボラ出血熱ウイルスに対する医薬品について

エボラ出血熱ウイルスに対するワクチン、ならびに、エボラ出血熱感染症に対して有効な医薬品などは確立されていません。しかしエボラ出血熱に感染した後に回復した元患者には抗体があり、元患者の血液や血清の投与が唯一の有効な治療法とされています。
1995年にコンゴで感染が起きた際には、回復した元患者の血液を8人の患者に輸血し、そのうちの7人が回復をしています。また2014年には感染した米国人医師らに血清の投与や輸血などが行われています。

富士フイルムホールディングスの傘下企業富山化学工業が開発したインフルエンザ治療薬『ファビピラビル』はウイルスのRNAポリメラーゼの阻害薬で、疫病のマウスモデルにおいてエボラウイルスを排除する効果が確認されています。富士フイルムの米国での提携相手であるメディベクターがエボラ出血熱感染者の治療に使えるよう申請する意向で、FDAと協議しています。承認されれば、エボラ出血熱の感染者治療で米当局が承認する初の医薬品の一つとなる見通しです。

エボラ出血熱の15のポイント-世界保健機構(WHO)

  1. 1.人と話したり、通りを歩いたり、買物するだけでエボラ出血熱に感染することはありません。
  2. 2.エボラ出血熱は突然の高熱とひどい倦怠感、頭痛、体の痛み、食欲の衰退を引き起こします。
  3. 3.エボラウイルスは口、鼻、目、傷から体内に入ります。
  4. 4.エボラ出血熱が広まるのを防ぐため突然の高熱やひどい倦怠感があるときは、エボラ熱を疑いましょう。
  5. 5.具合の悪い人と接触したら必ず石鹸で手を洗いましょう。
  6. 6.エボラ出血熱の感染が疑われるときは、セックスは控えましょう。
  7. 7.具合の悪い人には、水、スープ、お茶を。お酒はダメです。
  8. 8.アスピリンとイブプロフェンはエボラ出血熱の患者に与えてはいけません。出血が止まらなくなります。
  9. 9.もしもエボラ出血熱に感染したと感じたら、他の人との接触をできるかぎり避けましょう。
  10. 10.エボラ出血熱の感染者は、水と経口補水液を毎日必要とします。
  11. 11.エボラ出血熱で亡くなった人も感染力があります。遺体に触ってはいけません。
  12. 12.エボラ出血熱で亡くなった人の遺体は、訓練を受けた専門家以外扱ってはいけません。
  13. 13.エボラ出血熱で亡くなった人も、高い感染力があります。死を悼むときは、1メートル離れ、手は触れずに。
  14. 14.エボラ出血熱から回復しても、最低3カ月間はコンドームを使用しましょう。
  15. 15.エボラ出血熱から回復したら、身の回りの感染者の手助けを。ただし感染予防はしっかりと。

日本語版引用:The Huffington Post
http://www.huffingtonpost.jp/2014/10/28/ebola-you-have-to-know_n_6060166.html

季節性インフルエンザとは?

インフルエンザとは、インフルエンザウイルスによる急性の呼吸器感染症です。

インフルエンザウイルスにはA型・B型・C型があります。C型もヒトに感染しますが流行は起こりにくいとされています。

ヒトの間で流行するのは、A/H1N1pdm(新型)・A/H1N1(ソ連型)・A/H3N2(香港型)・B型の4タイプであり、このうち、A/H1N1pdm(新型)を除いた3つのウイルスを原因とするインフルエンザを「季節性インフルエンザ」と総称しています。

B型の感染に比べて、A型の感染では熱が高く出たり、症状が強く現れたりします。

それぞれのウイルスは別のもので、それに対する免疫反応(抵抗力)も異なります。そのため同じシーズンにA型とB型の両方にかかったりすることもあります。

季節性インフルエンザと風邪の違い

風邪もウイルス感染によるものですが、インフルエンザウイルス感染とは異な り、のどの痛み、鼻水や咳などの症状が中心です。

熱はインフルエンザほど高くなく(37℃前後の微熱)、重症化することもほとんどありません。細菌の感染を合併すると、熱は高くなることがあります。

インフルエンザの場合は、一般的に初めの2日間、高熱が出ることが特徴です。38℃以上の発熱(A型の場合には40℃近い高熱となる場合もあり)、頭痛、悪寒、関節痛、筋肉痛などの症状の後、強いのどの痛みや咳などの症状が見られます。

普通の風邪にかかっている間に、インフルエンザがうつって高熱を来たす場合もあります。

また、呼吸器疾患や心臓病などを持つ人は、肺炎などへ重症化することが多く、小児の場合には、熱性けいれんや急性脳症などを併発することがありますので注意が必要となります。

インフルエンザワクチン

インフルエンザの予防の基本は流行前にインフルエンザワクチンを接種することです。

ワクチン接種を受けていてもインフルエンザにかかってしまう可能性はありますが、重症化の防止に対しても効果があると報告されています。

特に、感染した時に重症化しやすい高齢者や乳幼児では、その効果が期待できます。

マイコプラズマ肺炎とは?

マイコプラズマ肺炎とは、発熱・咳・倦怠感・頭痛などを主症状とする呼吸器感染症です。

潜伏期間は1~4週間で、発症すると発熱に続いて咳が出現し、解熱回復した後も乾いた咳が3~4週間続く場合があります。合併症としては無菌性髄膜炎、脳炎などの中枢神経系症状、発疹等の皮膚病変、肝炎などの肝機能障害が報告されています。

マイコプラズマ肺炎の予防方法

マイコプラズマに対する予防接種はありません。抗菌薬の予防投与も一般に行われません。

特異的な予防方法はなく、流行期には手洗い、うがいなどの一般的な予防方法の励行と、患者さんとの濃厚な接触を避けることです。感染を広げないためのポイントは、咳エチケットと手洗いです。

マイコプラズマ肺炎の治療方法

マイコプラズマ肺炎の治療方法は、マクロライドと呼ばれる抗菌薬による化学療法と、発熱や咳の症状を抑えるための対症療法になります。マクロライドが無効の場合、テトラサイクリン系抗菌薬(学童期までは歯牙の発育に影響)やニューキノロン系抗菌薬が使われます。

ほとんどの場合、外来の内服治療で治ります。外出を控え、医師の指示に従い、服薬・安静に努めましょう。

ノロウイルスとは?

牡蠣(かき)を食べて2日後に、急に吐き気・嘔吐・下痢・腹痛・発熱・関節痛などをきたす原因ウイルスです。

Norwalkというアメリカ合衆国オハイオ州の町の名前がついていますが、世界中に存在します。

牡蠣は、生牡蠣(生がき)・酢牡蠣(酢がき)だけでなく、牡蠣鍋・土手鍋・牡蠣フライ・牡蠣グラタン・焼き牡蠣、牡蠣そば等々加熱しても中がジュージーな(じゅくっとしている)ときはあたります。

80℃30分の加熱でもこのウイルスは死なないともいわれます。

どのように感染するのか?

カキなどの貝類による食中毒の原因になるほか、感染したヒトの糞便や嘔吐物、あるいはそれらが乾燥したものから出る塵埃を介して経口感染します。

ノロウイルス(Norwalk-like virus)は手指や食品などを介して、経口で感染します。

予防方法は?

一般的な予防方法は、生牡蠣(生がき)や半生の牡蠣を食べないことと、「うがい・手洗い」を行うことです。

花粉症とは?

杉やヒノキなどの植物の花粉のアレルギーを花粉症と言います。

症状は、鼻だけでなく、のどの痛み、咳、目のかゆみ、皮膚のかゆみなど様々です。

アレルギー性鼻炎と花粉症の違い

花粉も含め、花粉以外の物質(ダニやハウスダストなど)によって、引き起こされる鼻症状全般を、アレルギー性鼻炎と呼びます。

一方、アレルギー性鼻炎のうち、花粉が原因のアレルギーを花粉症と呼びます。

熱中症とは?

体の中と外の”あつさ”によって引き起こされる、様々な体の不調のことを熱中症と言います。

人体はその営みのために絶えず熱を産生しています。

産生された熱は体表の血管を流れる血液から放出(輻射)されたり、発汗で気化熱として取り除かれることにより体温が一定に保たれます。

激しい運動や労働、感染症などで熱の産生が増加したり、高温・多湿・風通しの悪い環境や脱水・心不全などで熱の放出が低下すると体に熱がたまり熱中症をおこします。

熱中症の症状

  • 大量の発汗とともに熱失神(めまい、立ちくらみ、筋肉痛)や熱けいれん(こむら返り)
  • 熱疲労(頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感)
  • 熱射病(意識障害、けいれん、動けない、高体温、発汗停止)

熱中症の予防のポイント

  • 屋外では帽子・日傘
  • 水分をこまめに摂取
  • 日陰を利用する

参考サイト

環境省熱中症予防情報サイト

プラークとは?

プラークとは、口の中の細菌の塊である歯垢(しこう)のことで、歯に詰った食べ残しではありません。

プラークは歯の表面につく、粘り気のある黄白色の物質です。プラークが固まると歯石になって、通常の歯みがきでは取ることができません。

プラークは、虫歯や歯周病の原因になります。

虫歯や歯周病の予防のためには、日頃からきちんと歯みがきを行い、プラークを取り除くことが大切です。

五月病とは?

新入社員や大学などに見られ、新しい環境に適応出来なくなり、5月のゴールデンウイークを過ぎた頃から、学校に興味を失って無気力な状態になってしまったり、入社した若者が、5月休み明けの頃から、急に仕事に対する関心や意欲を失い無気力な状態に陥ってしまうことです。

5月の連休明けに起こる事が多い事からこの名称がつきました。

五月病の原因

4月から、学校や職場でいろいろな行事や新しい人間関係作りという環境の大きな変化で、心身にさまざまなストレスがかかります。

心身の重積したストレスが原因と言われています。

 
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