インフルエンザの予防接種について – 医療法人 瀬戸内科医院 瀬戸 治先生

 

インフルエンザの予防接種について – 医療法人 瀬戸内科医院 瀬戸 治先生

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Q1.インフルエンザと風邪との違いは何ですか?

瀬戸内科医院 瀬戸 治 先生

確かにインフルエンザの方が高熱になりますが、風邪との明確な違いがある訳ではありません。 ですから、インフルエンザ簡易検査キットで検査する必要があります。

この検査は鼻の粘膜で検査ができて、大人から幼児まで簡単に実施する事が出来ます。

又、インフルエンザの流行時に高熱が出た場合は、直ぐにお医者さんに診て貰って検査を受けて下さい。


Q2.インフルエンザにかからない為の予防法には、どの様なものがありますか?

うがい、手洗い、マスク着用はインフルエンザの予防法として効果はありますね。

しかし、やはり予防接種が一番の予防です。


Q3.インフルエンザの予防接種はいつ頃受けるのが良いのでしょうか?

11月頃に受けるのが一番ですね。

その理由は、予防接種を受けて抗体が出来るのに4週間程かかります。 通常インフルエンザが流行るのが毎年12月以降ですから、11月に予防接種を受けるのが最適なのです。

又、インフルエンザの予防接種は毎年8月頃に昨年度の実績を基にして、各医療機関が発注する為に数量に限りがあります。 其の為に、インフルエンザが流行る12月以降に予防接種のワクチンが不足してしまい、お断りする事も有り得るのです。 ですから、11月頃はまだ数量に余裕が有りますので受けて頂く事は出来ます。


Q4.インフルエンザの予防接種の回数は?

大人(中学生以上)は1回、子供は2回です。

これは子供の方が抗体が出来にくい場合があり、其の為に2回するものです。
これ等は毎年厚生労働省が回数、容量の基準を定めて通知があります。


Q5.妊娠中にインフルエンザの予防接種を受けても大丈夫でしょうか?

妊婦さん専用の予防接種ワクチン(防腐剤が入ってないもの)があり、それならば受けても大丈夫です。

但し、そのワクチンの数量が少ない為に産婦人科のお医者さんと相談して、早めに手配をして下さい。

妊婦さんがインフルエンザに感染されますと胎児にも影響してしまう事もありますし、又、妊婦さんは抗ウイルス剤等の薬剤が使えない為です。


Q6.インフルエンザの予防接種を受けてはいけない状態があるとすれば、其れはどの様なものですか?

体調の悪い人(高熱等)は予防接種は出来ません。

又、状態ではありませんが、過去に予防接種を受けて激しいショック症状の出た人は禁忌ですので受ける事は出来ません。

そして、強いアレルギー体質の人はお医者さんと相談して判断すべきだと思います。


Q7.インフルエンザの予防接種の副作用はどんなものがありますか?

インフルエンザだけで無く、予防接種の副作用が出るとすれば発熱などの風邪の様な症状や発疹ですが、其の場合はお医者さんに先ず診て貰って下さい。


Q8.インフルエンザの予防接種を受けた後、してはいけない事はありますか?

先ずは飲酒と激しい運動は止めて下さい。

それ以外は入浴も問題は有りませんし、普通の生活をして下さい。


――――――本日はありがとうございました。


お話を伺った先生:瀬戸 治先生(医療法人 瀬戸内科医院)


【略歴】

  • 昭和53年3月 京都府立医科大学卒業
  • 昭和53年5月~55年3月
      京都府立医科大学第一内科入局 研修医
  • 昭和55年4月~56年3月 京都第一赤十字病院第一内科 医員
  • 昭和56年4月~58年3月 京都府立医科大学第一内科 修練医
  • 昭和58年4月~60年3月 京都府立医科大学第一内科 研修員
  • 平成60年4月~平成3年3月
      医仁会武田総合病院消化器内科 医長
  • 平成3年4月~4年3月 田辺中央病院消化器内科 医長
  • 平成3年11月7日 瀬戸内科医院開業
  • 平成7年12月28日 医療法人に組織変更