2017年から2018年にかけては、『シンガポールA型/H1N1』と、『香港A型/H3N2』のA型2種類と、『プーケットB型(山形系統)』と『テキサスB型(ビクトリア系統)』のB型2種類の合計4種類の流行が予想されています。
ワクチンの接種後2週間ぐらいでインフルエンザウイルスへの抵抗力がつき、約1ヶ月で頂点に達します。その後、効果は約4ヶ月ほど持続するといわれ、その後1年間で摂取時の30%程度に低下するといわれています。
インフルエンザの流行は12月下旬から3月上旬が中心になるので、なるべく12月中旬までに初回のワクチン接種をされたほうが効果的です。ただし、昨年同様に今年も流行が早い傾向なので、接種時期についてはかかりつけ医に相談して下さい。
インフルエンザの予防接種は、現実的な予防策としては唯一のものです。予防接種をしてもインフルエンザにかかる可能性はありますが、重症化や合併症を防止するという目的で予防接種の効果は十分にあります。
1回接種と2回接種があります。
2回接種の場合では通常2~4週間あけて接種すると、効果が高く(ブースター効果)望ましいとされています。また13歳以上で最低1週間、それ以下の年齢では2週間あければ2回目が接種可能です。
12歳以下の小児 | 免疫力がつきにくいために通常2回接種します。 (1歳以下の乳児も接種対象ですが、6ヶ月未満の乳児は免疫の獲得力が弱く効果がない場合もあります) |
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13歳以上から65歳までの方 | はじめての方は免疫をつきやすくする為、通常2回接種しますが、毎年受けられている方や、一度かかった方は1回で免疫がつくとされています。 |
65歳以上の方 | 通常1回接種で充分抵抗力がつくとされています。 |
【参考】
北里薬品産業 指導・監修 菅谷 憲夫『インフルエンザワクチン接種後の注意』
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